ごちうさの喫茶店の看板(壁紙)作ったよ!
ってなわけで、「ご注文はうさぎですか?」より、作品の舞台である喫茶店「Rabbit-House」…の看板を作りました。キャラクター?作ってねーよ、んなもん!アニメの放送終了1週間以内には仕上げられたね。あぶねw看板はアニメと違ってすこーしアレンジしてる。というか、ただの板っぺらなので、しないと面白みのある造形にならんのよね。コップの厚みがウサギより薄かったり、植物の茎を模した外枠部分が立体交差してたり…。
アレンジというか、結果こうなっちゃって感じなのは、看板の材質。作ってる最初のうちは黒光りするような、反射のする材質を想定してた。けど、このカメラの角度で反射させると、家の壁しか映りこまなくて、イケてない感じだったのね。で、途中経過は覚えてないんだけど、ノイズテクスチャでザラザラした感じにしよーかなーとか試行錯誤した結果、この材質に落ち着いた。赤錆とか言わない。
フレネル反射とかも加えてるけど、あまり効果がなかったから、バックライトをコンポジットで増幅したりして光沢感を無理矢理だした。道の奥側に大きな光源がないのに、やたら看板が光ってるのは増幅バックライトのおかげ。(Blender側の設定で不可視にしてる。ObjectData > RayVisibility > Cameraのチェックを外す。)なにげに一個隣の家の柱もバックライトの影響を受けてるのよね。これ、ライトの設定を看板だけに影響するようにした方が良かったのか未だに分からない。
家の壁、家の石、道、etcetc…今回もテクスチャは全部cgtextures.comさんに助けてもらってる。相変わらずunwrapのうまいやり方が分かってないけど、テクスチャがあるだけで本当に違うからね。助かる。
カメラを回転させたのはなかなか良い思いつきだった。オサレ感が倍増されてる。うん。
アニメのキャプチャを元に作ってて、キャプチャ画像のほうには青いサンルーフ?的なものが隣の家にかかってるのね。これも作れば良かったと今更後悔。正直、看板を作った時点でかなり力尽きてて、背景はとにかく簡単に済ませたかった。 その結果、家のバリエーションが1種類という事態になってしまったw この通りの家、ぜ〜んぶドアが無いねんw
CGについては以上。やっぱり、街並って難しい。反射物が少ないのも拍車をかける。あらかじめ素材として家を作っておかないと、奇麗に仕上げるのは(気力的に)困難だと感じた。HDRIで楽しようにも、こんな壁面に近い地点で撮影されたHDRIってないもんだから、そっちの線もだめ。実力不足を感じる作品だわ。
ごちうさは大変に心癒されるアニメだった。チノちゃんもココアちゃんも可愛い。「あ”ぁ”〜こころがぴょんぴょんするんじゃ〜」とはこのことかw 作画的には、特に夕焼け時の雰囲気がすごく良かった。ヨーロッパっぽい街並にもかなりマッチしてたね。作者好きなんだろうなあ。