2012年11月17日土曜日

OpenTTDの第一次産業の生産量について

OpenTTDの第一次産業の生産量について良く分かってなかったので調べてみた。
調べたのは本家海外のwiki
第2、3次産業は良く分からん。原料運んだだけ生産されてる…のかな?

まず前提として
  • 「拡張設定>経済>スムーズな経済を仕様」がオン。(smooth economy)
  • 難易度設定で「経済の傾向」が「安定的」。(steady)
こんな設定であるうえでの話。
スムーズ経済はデフォルトでオンだと思うし、
難易度Hardじゃなければ経済は安定的かと。

本題

wikiによれば、まず最初に毎月全産業のうち4.5%に産出量の変化がおきる
たぶん第一次産業全体での話だと……思う。

次に、産出量が増えるか減るかはその産業のサービスの質で決まる
サービスの質って要は「○○%運送済み」って書いてあるやつ。
これが60%未満だとサービスの質がpoor、
これ以上80%未満だとgood、
80%以上だとexcellentとみなされる。

これをもとに、
  • poorだと33%の確率で産出量が増大し、67%の確率で減少する。
  • goodだと67%の確率で増大し、33%の確率で減少する。
  • excellentだと83%の確率で増大し、17%の確率で減少する。
ってな風になってるんだと。

つまり、上の画像の「Mount Magnetゴム園」は67%運送済みであるから、
4.5%x67% = 3.0%の確率で増大して、
4.5%x33% = 1.5%の確率で減少するってことやね。

次に、産出量の変化は3%〜23%の間で変化するんだって。
このとき極端に少ない生産量の産業(12~40ton/monthとか)は多めに変化するとか。

各産業には基本産出量(base value)ってのがあって、月に8,9回この量だけ生産される。
基本産出量15の炭鉱なら120tonか135tonの石炭が毎月掘れると。
ちなみに最大値は255らしいので最大で2295tonの石炭が取れるらしい…sugeeee。
ちなみに森林は月に10回生産らしいのでもっと多いんだとか。

産出量が2倍になるのはいつか

で、これでメカニズムが分かったのでwikiではどれくらいで産出量が何倍になるのか?って計算が書いてあった。
それによると質がgoodな炭鉱で、
  • 20年で59.6%増大。
  • 50年で321.8%、つまり3.22倍に。
  • 100年で10.35倍になる。
これがexcellentになると、
  • 20年で2.54倍。
  • 50年で10.32倍!!
  • 100年で106.62倍!!!!
と、ものすごい上昇率になっている。
産出量が2倍になるのはgoodで29.6年後、excellentで14.8年後。
運送量が20%違うだけで結構違うもんだねえ。
ただ注意点があって、これはあくまで平均値で計算した場合。
実際のゲーム中では体感では結構違ってくるらしいのであまり意識しすぎないほうが良いらしい。
何十年って長いスパンで見たらこうなるって話。

というわけで、OpenTTDの第一次産業の産出量の変化のメカニズムでしたとさ。
正直全然理解してなかったなあw
上の画像は今までのプレイデータでどうなってたか見返してみたもの。
確かに自分が手をつけてるゴム園は他のに比べて産出量が多いのが分かるね。
しかし400年近くプレイしてこれだから、よほど意識しないと10倍とかはいかないっぽいなあ。
もっと道路運送使ったり、列車の本数増やすなりして、継続的に輸送しないと運送率は上がらなそうだ。

あーあと、自分は画像のプレイデータ以降はFIRSを導入してるんですが、
この場合1次産業は運送率じゃなくて、別途必要な物資を届けないと成長しないみたい。
農場なら「farm supplies」、鉄鉱山なら「engineering supplies」 になるかな。
妙にFIRS入れてから利益上がらないなあと思ったらそういうことだったのね。


このゲームおもしろいんだけど、ゲームに関する資料が大体英語なのよね。
ちょっと日本人が少ないのはそれで敬遠されてる部分があるんじゃないかなあ。
自分がこういう記事を書くことでプレイヤーが増えたら嬉しいね。
今度はFIRSのwikiを読もうかなあ。最近英語読んでないし、触れねば。

0 件のコメント: